ネットワーク認証とは
ネットワーク認証とは、ネットワークやシステムを利用するユーザーまたは機器が正規のものであると確認することです。
認証によって、正規のユーザー以外がネットワークやシステムにアクセスできないようにします。

ネットワーク認証の方式
ネットワーク認証には、いくつかの方式があります。主な種類としては、Web認証、MAC認証、IEEE802.1X認証の3つがあります。
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Web認証
Webブラウザでユーザー名とパスワードを入力するネットワーク認証方式です。飲食店などの商業施設の利用者や、大学などで外部来訪者向けに使われることが多いのが特徴です。
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MAC認証
MACアドレス認証とは、PCなどのネットワーク機器の識別番号であるMACアドレスを使って認証を行うネットワーク認証方式です。端末のMACアドレスを収集する必要がありますが、Web認証と違い、ユーザーにパスワード入力をしてもらうわずらわしさがないのはメリットですが、アクセスを許可する端末のMACアドレスを収集する必要があります。
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IEEE802.1X認証
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)という米国団体が制定したネットワーク認証方式です。認証にはRADIUSサーバー、サプリカント、オーセンティケーターを利用し、有線と無線にネットワーク接続に対応しています。
ネットワーク認証サーバー
ネットワークの認証システムには、ネットワーク認証サーバーが必要です。ネットワーク認証サーバーには、
アクセスの許可・不許可を適切に出すだけでなく、ユーザーにとっても管理者にとっても手間が抑えられることが重要です。
ネットワーク認証システムの導入例
企業や官公庁・自治体、病院、大学などでネットワーク認証を実現する場合、
ネットワークソリューションを提供する会社に問い合わせ、打ち合わせをして要件をまとめ、見積提案を受けるのが大まかな手順になります。
商社や機材メーカーなどもネットワークソリューションも提供していますが、低コストでセキュアなネットワークの構築なら、
まずはネットワークの専門会社に聞いてみるのがおすすめです。
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学校法人 成城学園 中学校高等学校 様
学校の新校舎に
セキュアな有線・無線LAN環境を構築ICT教育環境の整備と合わせて、ネットワーク認証サーバーを始めとする機器を導入。さまざまな機器が接続される学校ネットワークにおいて、トラブルを最小限に抑える体制を組みつつ、快適な無線環境づくりを実現した。
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インフォコム株式会社 様
SIer企業の新本社に
ネットワーク認証システムをスピード導入旧本社で構築したばかりのネットワークを資産として活かしながら、ネットワーク認証と無線LANを移行。Apresiaによるネットワーク認証を短期間で構築した。
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