ネットワーク運用におけるプロビジョニングの重要性と自動化の効果

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プロビジョニングとは?ネットワーク運用で必要な需要予測と準備について解説!

ネットワーク運用に欠かせないプロビジョニングは、近年、クラウドサービスの利用が増す中で、重要性が増しています。従業員のアカウント管理が煩雑になりがちな中、ユーザープロビジョニングの効率化が求められています。
そこで今回は、プロビジョニングとは何か、またネットワーク運用で必要な需要予測と準備事項について解説します。

プロビジョニングとは?

プロビジョニングとは、ユーザーの利用・要求といった需要を予測し、ネットワーク設備やシステムリソースなどを準備しておくことで、実際にユーザーからの要求・申請を受けたときに、迅速に設備やリソースを割り当てることをいいます。

「provisioning」という英単語の意味は、「供給、準備、提供、設備」などであり、一般的に軍事や旅行時に必要な水や食糧などの物資を準備し、供給することを指します。情報通信の世界では、通信事業者がその供給をユーザーに対して行うことを意味します。

近年、自動的に実施する技術やシステムが登場したことでIT分野でも使用されるようになり、「プロビジョニングシステム」「プロビジョニングファイル」といった形で使われています。プロビジョニングという単語がそのシステム自体を指すこともあります。

プロビジョニングには、サーバーリソースを供給する「サーバープロビジョニング」、ユーザーアカウントやアクセス権限などを供給する「ユーザープロビジョニング」、サービスを供給する「サービスプロビジョニング」などの種類があります。

プロビジョニングとは?

ネットワーク運用で必要なユーザープロビジョニング

ユーザープロビジョニングとは、ユーザーが新しくシステムを利用するために必要な作業のことで、アプリケーション、インターネットサイトにおけるアカウントの作成や保守、削除など、アカウント管理に関わる作業全般を指します。ネットワーク運用においては、ユーザープロビジョニングが必要不可欠です。

あるシステムを新規ユーザーが使えるようにする場合、ユーザーアカウントの作成やアクセス権限の指定、利用するソフトウエアの設定、場合によっては個人用フォルダの割り当てなどが必要になりますが、新規ユーザーがシステムを使い始められるようにするまでの一連の操作や作業のことをユーザープロビジョニングといいます。

近年、クラウドサービスが多くの企業や組織で活用されるようになり、複数のクラウドサービスを使うことも一般的になりました。しかし、クラウドサービスごとに従業員にアカウントを付与していくと、管理側、従業員側ともに管理が煩雑になりがちです。

そこで、ユーザープロビジョニングを自動化する機能が備わったクラウドサービスやアダプターを用いることで、プロビジョニングを効率化し、業務負荷を低減できるメリットがあることから、現在、ユーザープロビジョニングの自動化が注目を集めています。

ネットワーク運用で必要なユーザープロビジョニング

その他のプロビジョニング

ユーザープロビジョニング以外にもプロビジョニングはいくつかの種類があります。

サーバープロビジョニングは、サーバーに必要なリソースを準備しておく設定のことです。データセンターのハードウェアの設定や、ソフトウェアのインストールと設定などがあります。

ネットワークプロビジョニングは、必要な機器や配線など、ユーザーに通信サービスを提供する方法です。許可された担当者のみがアクセスできるため、ネットワークの安全性を保つことが可能です。

サービスプロビジョニングは、顧客向けにサービスを設定したり、サービス関連のデータを管理することを指します。たとえば、クラウドサービスやネットワーク回線構築などのサービスプロビジョニングがあります。

シンプロビジョニングは、仮想化されたストレージを、必要な分だけ割り当てる技術です。通常のサーバーでは、ストレージの不足を回避するためにストレージ容量を多く割り当てることがあり、要求したストレージの全てを使い切るわけではないため、無駄な容量が発生してしまいます。しかし、シンプロビジョニングは実際に使用する物理容量を割り当てることができるため、ストレージの容量を効率的に利用できます。

ユーザープロビジョニングとシングルサインオンが実現する「OneID@Adapter」

ユーザープロビジョニングの管理者負担を軽減しユーザープロビジョニングを自動化する製品のうち、特におすすめなのが、エイチ・シー・ネットワークスの「OneID@Adapter(ワンアイデイ アダプター)」です。

OneID@Adapterは、中堅・中小企業向けのアカウント運用・管理アプライアンスです。

Microsoft社の「Microsoft 365」と、ファイル共有やコンテンツ管理に特化した法人向けの「Box」について、クラウドサービスを利用するユーザーのアカウント運用を自動化するプロビジョニング機能を備えています。管理者はOneID@Adapterの管理ポータルで操作を行うだけで、Microsoft 365やBoxユーザーを自動的に登録・削除することができます。

また、シングルサインオン、つまり、ユーザーは一つのIDとパスワードで一度ログインをするだけで、複数サービスが利用できます。

関連コラム:シングルサインオン(SSO)とは?仕組みやメリットをわかりやすく解説

OneID@Adapterを利用することにより、管理者とユーザーの負担を軽減し、クラウドサービスの煩雑なアカウント管理も容易に行うことができるようになります。

ユーザープロビジョニングとシングルサインオンが実現する「OneID@Adapter」

まとめ

プロビジョニングの中でも、ユーザープロビジョニングはクラウド時代に欠かせない自動化のしくみといえます。管理者の負担を軽減することができるため、業務効率化が見込めます。クラウドサービスそのものの導入効果を高めるためにも、ぜひユーザープロビジョニング機能を有するOneID@Adapterの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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