アプライアンスとは

ネットワークのトータルソリューション:エイチ・シー・ネットワークス株式会社

アプライアンスとは?意味と種類を解説

アプライアンスとは、特定の機能や用途に特化した専用機器を指します。複数の機能を自由に導入し保有できる汎用サーバーと比べて、不要な機能をなくしていることから、比較的、安価で導入できるメリットがあります。

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アプライアンスとは?

アプライアンス(appliance)は、特定の用途向けに設計、開発された機器や器具という意味で、ネットワーク分野では、ネットワークアプライアンス、あるいはアプライアンスサーバーを省略した用語として用いられています。

アプライアンスサーバーは、たとえばセキュリティの高い環境を構築することが可能で、ストレージやルーター、ロードバランサ(負荷分散装置)といった機能などを備えています。

アプライアンスサーバーは、比較的安価にセキュリティの高いテレワーク環境を導入できることから、企業や法人を中心に注目を集めています。

アプライアンスサーバーのメリット

アプライアンスサーバーには、次のようなメリットがあります。

1.低コストで容易に導入できる
アプライアンスサーバーは、汎用サーバーと比べると低コストで導入でき、短期間でサービスを稼動できる傾向があります。また、導入や管理が容易であることから、急なテレワーク化への対応もしやすいでしょう。

2.高いセキュリティを実現
アプライアンス製品は、不必要な機能を削ったものであり、汎用サーバーよりもパフォーマンスやセキュリティが向上している傾向になります。場合によってはコストを抑えながら、高性能かつセキュリティも強固な製品を導入することができます。

●管理の手間が少なく操作性が高い
近年、複数の異なるセキュリティ機能を一つのハードウエアに統合し、集中的にネットワークの脅威を監視する「UTM(Unified Threat Management)」と呼ばれる統合セキュリティアプライアンスがトレンドです。1台の機器に複数のセキュリティ機能が包含されていることから、設定や管理の手間の削減や、統一されたGUIによる操作性の高さが期待できます。

3.機器自体のセキュリティリスクが少ない
アプライアンスサーバーは、機器自体のセキュリティリスクが少ないと考えられています。汎用サーバーは、Linuxなどの汎用OSを使用している一方で、セキュリティ関連のアプライアンスサーバーにはベンダー独自のOSなどが使われていることから、汎用OSに比べて攻撃されにくいというのがその理由です。

アプライアンスサーバーの種類

アプライアンスサーバーには、次のような種類があります。

●セキュリティアプライアンス
セキュリティアプライアンスには、ファイアウォールやVPN(Virtual Private Network)機能やアンチウイルス機能、IDS(Intrusion Detection System 侵入検知システム)/IPS(Intrusion Prevention System 侵入防御システム)機能、アンチスパムメール機能など、さまざまなセキュリティ機能に特化した種類があります。

●ストレージサーバーアプライアンス
ストレージサーバーアプライアンスは、データを保存できるストレージであり、ファイルサーバーの容量不足や、データの遠隔バックアップに利用されます。

●Webサーバーアプライアンス
Webサーバーアプライアンスは、Webサイトなどを構築する際に利用するもので、ユーザーのリクエストに応じて画面や画像の表示が可能です。

●キャッシュサーバーアプライアンス
キャッシュサーバーアプライアンスは、キャッシュ機能に特化したものです。キャッシュサーバーとは、インターネット上のWebサイトなどで提供されているコンテンツの複製を保存し、ユーザーからの要求があった場合に、本来、コンテンツを提供すべきサーバーに代わってコンテンツを配信するサーバーのことです。キャッシュ・プロキシ機能のほか、キャッシュに存在するもののみ応答するオフライン接続機能などを持ちます。

●電子メールサーバーアプライアンス
電子メールサーバーアプライアンスは、メールサーバーに特化したものです。メールサーバーとは、メールの送受信を行うための機能を有するものです。

具体的なアプライアンス製品

アプライアンス製品には、具体的にどのようなものがあるのか、気になる方もいるでしょう。そこでエイチ・シー・ネットワークスが製造している製品からご紹介します。

Account@Adapter+(アカウント アダプター プラス)
認証アプライアンスサーバーです。管理者の運用を楽にする申請ワークフローや、デバイスのアクセス制御に必要な認証・アカウント管理・DHCPサーバーの機能を持ち、ネットワークに接続するユーザーや端末の認証とアクセス制御を容易に実現し、管理・運用負荷を軽減します。

LOG@Adapter+(ログ アダプター プラス)
システムを横断したログ管理で、ネットワーク利用者のアクセス状況を一元的に把握する、導入が容易なアプライアンス製品です。複数システムのログを収容できる大容量モデルで、長期間の保存に対応します。

QuOLA@Adapter(クオラ アダプター)
マルチOS対応検疫アプライアンスです。管理者に代わり、Windowsのパッチやアンチウイルスソフトのパターンファイル最新性などを高速でチェックし、端末の安全な接続環境を実現します。企業ネットワークのセキュリティ統制に有効です。

OneID@Adapter(ワンアイデイ アダプター)
中堅・中小企業向けシングルサインオンとアカウント運用管理をアプライアンスサーバーです。Microsoft 365やBoxのクラウドサービス利用者向けシングルサインオンとプロビジョニング機能を備えています。

Conference@Adapter EX(カンファレンス アダプター イーエックス)
Microsoft Exchange/Outlook連携して、Cisco社とPoly社の多地点会議装置(MCU)に対応した多地点会議予約システムのアプライアンスサーバーです。コラボレーション環境で複雑かつ面倒な多地点会議の予約運用をシンプル化できます。

まとめ

アプライアンスの概要や種類、メリット、具体的な製品をご紹介してきました。アプライアンス製品は、テレワークのネットワーク環境でも、コストを抑えながら素早く導入できる可能性があります。

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