Medical One Network
M1-NET(Medical One Network)

これからの医療システムに最適なネットワークを

医療ネットワークに求められる3 つのSTEP

医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(第6.0版)を元に、セキュリティの脅威から"今"見直すべきポイントを3つのSTEPにまとめました。
STEP1から順に対策を講じることで、安心したネットワーク環境を作りましょう。

  • STEP.01

    セキュリティ脅威の80%は外部セキュリティ対策で防ぐことが可能です。ここを徹底的に見直すことがセキュリティ対策で最重要です。

  • STEP.02

    従来のMAC認証などを踏まえながら、内部アクセス制御を見直しましょう。また、EDRやXDRなど新しいソリューションを検討しましょう。

  • STEP.03

    万が一のセキュリティ被害に備え、ログ保存や確実なバックアップ・復旧対策を見直しましょう。

STEP
01
外部アクセス制御の徹底

セキュリティで一番は初めに着目すべき点は、外部との接続ポイントです。ここを徹底するだけで、約8割のセキュリティ事故を防 ぐことが可能です。医療ネットワークでも各ベンダーとの外部接続がある以上、完全なクローズドネットワークを維持することは不 可能です。外部との接続がある前提で、よりセキュアに利便性の高いネットワークを目指しましょう。

ランサムウエアの感染経路

警察庁のランサムウエア感染経路の調査報告によると、VPN機器からの侵入が63件で62%、リモートデスクトップからの侵入が19件で19%を占め、外部接続機器の脆弱性や強度の弱い認証情報などを利用して侵入したと考えられるものは81%と大半を占めていました。

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保守業者による外部からのアクセスを許可する場合は、盗聴、なりすまし防止およびアクセス管理を実現したVPN 技術により安全性を確保した上で、仮想デスクトップなどを利用する運用の要件を設定すること。

STEP
02
内部アクセス制御の徹底

ネットワーク内部のセキュリティを見直す必要があります。一つは内部アクセス制御です。ガイドラインでも「ゼロトラスト」思考が求められています。ネットワークアクセスを柔軟にしながらも、必要のないアクセスは遮断する、ということです。

内部アクセス制御

侵入を前提とした防御

STEP
03
万が一の復旧対策

アクセスログの管理

バックアップの見直し

どんなに対策を実施しても、不正アクセスによる侵入を止めることができないときもあります。最後のとりでとして、どこまで侵入されたかを確認するためのログ保存、また、確実なバックアップが必要です。

バックアップの取得・活用状況

警察庁の調査によると、バックアップを行っていたのは、83%でしたが、実際にバックアップを復元できたのはわずか19%でした。バックアップをするだけではなく、確実に復元できるように準備しておく必要があります。

  • 1.最低限の業務が継続できるように、最低限必要な情報へのアクセスをすばやく復旧させる。
  • 2.医療情報システムになにかあった場合に、元の正常な状態に戻し、復旧させる。

出典:厚生労働省「特集 医療機関等におけるサイバーセキュリティ」

バックアップサーバーの統合

各部門サーバーなど、それぞれバックアップを取得していると思いますが、それぞれ要件が異なっています。確実にバックアップが取れるよう、バックアップについても統合していく必要があります。

暗号化されないバックアップ

最悪の場合、バックアップも侵入に遭い、復旧もできない事態が想定されます。安全なバックアップのしくみを構築しましょう。ネットワークとは切り離されたバックアップ領域を用意しておくことが必要です。

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