オフィス向けビデオ会議機材の選び方

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オフィス向けビデオ会議機材の選び方

web会議やビデオ会議は、もはやテレワークに欠かせないものといえます。在宅勤務者同士をつなぐweb会議のほか、オフィスに出社したときにオフィスで実施するビデオ会議など、利用シーンはさまざまです。そのような中でも、重要な会議でビデオ会議機材にトラブルが出て困る、という課題を持つ企業も多くあります。このような事態に陥らないためにも、ぜひ良い機材を導入してビデオ会議を実践し、ビジネスに支障が出ないようにしたいところです。
そこで今回は、オフィス向けビデオ会議機材の選び方をご紹介します。

テレワーク中の会議における課題

まずは、テレワークでweb会議やビデオ会議を導入した場合に生じるよくある課題を見ておきましょう。

1.画質や音質が低品質
一般的なweb会議では、画質や音質などが低品質であるという課題が生じることがあります。そうなると、重要な社内会議はもちろんのこと、取引先との重要なミーティングにも支障が生じます。画面が見にくい、声が聴きとりにくいといったことにより、コミュニケーションに支障が生じ、結果的に会議そのものの成果が低下する恐れがあります。

2.重要な会議でツールにトラブルが出る
広く浸透しているweb会議ツールを利用してはいるものの、重要な会議の最中、ツールにトラブルが出るということも、決して珍しくありません。これについても、1と同様に会議そのものの成果が低下する恐れがあります。

3.ビデオ会議機材の設定や管理がむずかしい
ビデオ会議システムを導入する場合、機材の設定や管理がむずかしいと、一般的にいわれています。また社員がスムーズに操作し、利用できるようにするためには、教育も必要になります。

4.さまざまなデバイスで利用したい
テレワークでは、オフィス発信の会議だけでなく、自宅や現場のPCやタブレット端末、スマートフォンなどさまざまなデバイスでの会議参加が必要になります。対応デバイスが限られている場合、支障が生じることがあります。

テレワーク中の会議における課題

オフィス向けビデオ会議機材の選び方

web会議で使用するカメラは、市販のwebカメラや、ノートパソコン内蔵のカメラを利用するのが一般的ですが、ビデオ会議機材を利用するというのも一つの方法です。優れたビデオ会議機材を導入、利用することで、上記に挙げた課題を解決することができます。

ここでは、オフィス向けビデオ会議機材の選び方をご紹介します。

1.画質・音質が優れているか
ビデオ会議機材は、画質と音質を重視することが必要です。特にweb会議よりも高品質な会議を期待してビデオ会議機材を利用する場合には、特に重要です。

2.少人数・大人数など参加人数に合っているか
ビデオ会議機材を選定する際には、少人数での会議に多く利用するのか、それとも大人数なのかなど、参加人数に適した機材を選ぶ必要があります。

3.誰でも簡単に操作できるか
操作性に優れていることは、ビデオ会議機材の条件となります。オフィス内での設定はもちろん、ノートパソコンやタブレット端末などで利用する際には、誰もが簡単に操作でき、会議参加できるものであることが求められます。

4.さまざまなデバイスに対応できるか
テレワークにおいては、参加者はPCやタブレット、モバイル端末などさまざまなデバイスで参加することになります。さまざまなデバイスに対応しているかどうかも重要です。

5.ZoomやMicrosoft Teamsと連携できるか
テレワークで多くの企業が利用しているWeb会議ツールであるZoomやMicrosoft Teamsなどと、ビデオ会議機材が連携できるかどうかも重要な選定基準です。ZoomやMicrosoft Teamsのコミュニケーションを向上させるものを選びましょう。

オフィス向けビデオ会議機材の選び方

代表的なビデオ会議機材

これらのビデオ会議機材選びの基準を満たす、ビデオ会議機材を選ぶことが肝心です。ここでは、ビデオ会議機材の選び方の例として、具体的な製品を挙げます。

1.「Poly ビデオ会議システム」
「Poly ビデオ会議システム」は、長年の技術革新と800以上の技術特許を取得し、業界をリードするPoly社のビデオ会議機材を利用したソリューションです。画質と音質ともに高品質なのが特徴です。
また打ち合わせスペースで行う小規模な会議から、大会議室で行う大規模な会議まで対応する、幅広いラインアップがあります。例えば、4名程度の小スペース(ハドルルーム)に最適なカメラ「Poly StudioX30 ビデオバー」は、カメラ、スピーカー、マイク機能を一つの筐体に搭載しており、簡単セットアップで利用することができます。また従来のH.323/SIP PolyビデオモードとZoomモードを搭載している製品や、Microsoft Teamsにネイティブ対応した製品もあります。

2.「Cisco テレビ会議/ビデオ会議システム」
「Cisco テレビ会議/ビデオ会議システム」は、高品質な画質と音質での会議が可能で、小規模、大規模の会議に対応します。そしてさまざまなデバイスに対応するUC(ユニファイドコミュニケーション)を実現するところに特徴があります。音声、ビデオ、データ、モバイルといった各アプリケーションをすべて統合し、オフィス内外問わず、ビジネスコラボレーションを容易にします。異種、異機種間の統合性に優れているのも特徴で、PC上で動作するビデオ会議システムやスマートデバイスとも連携できます。またデザイン性に優れていることから、オフィス空間を洗練されたものにします。

3.「OKI ビデオ会議システム」の「Visual Nexus ver6.1」
「OKI ビデオ会議システム」の「Visual Nexus ver6.1」は、現場でビデオ会議を使用する人の操作性と利便性にこだわったビデオ会議機材です。 専用のPCクライアントだけではなく、ビデオ会議専用端末、WindowsタブレットやiPadなどのスマートデバイスも接続可能で、会議室の規模や会議参加者のITリテラシーに合わせて自由にデバイスを選択することができます。 さらにフルHD(1080p)に対応した高画質、高音質も特徴です。タブレット端末を使用する場合でも、同様に高画質、高音質に会議が行えます。既設でビデオ会議専用端末を持っている場合、それらを生かしたシステム拡張が可能なのも特徴です。

代表的なビデオ会議機材

まとめ

ビデオ会議機材選びの際のポイントをご紹介してきました。今回ご紹介したビデオ会議機材は、すべて当社で取り扱っております。下記にそれぞれの特徴を記します。

画質・音質を重視したい → 「Poly ビデオ会議システム」
https://www.hcnet.co.jp/products/uc/video/polycom.html

デバイスを問わず利用したい →「Cisco テレビ会議/ビデオ会議システム」
https://www.hcnet.co.jp/products/uc/video/cisco.html

操作性と利便性を重視したい →「OKI ビデオ会議システム」
https://www.hcnet.co.jp/products/uc/video/oki.html

当社では、ニーズと環境に合った最適な機材を選定、導入サポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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