ZoomとZoom以外のビデオ会議ツールの選び方
- テレワーク

新型コロナウイルス感染拡大の影響下では、テレワークが加速し、コミュニケーションもオンライン化し、ビデオ会議は必須のツールとなりました。しかし、現在、さまざまなビデオ会議ツールがあり、どれが最も適しているのかわからないというケースも多いのではないでしょうか。そこで今回は、代表的な ビデオ会議ツールZoomとZoom以外のビデオ会議ツールの選び方をご紹介します。
Zoom以外にビデオ会議ツールを比較検討したいという課題
テレワークを実施するに当たり、全社的にビデオ会議ツールを導入したい、といった場合にまず候補に挙がるのがZoomではないでしょうか。
しかし、企業によって、もしくは実現したいビデオ会議の形態などによって、Zoom以外のその他のツールについても比較検討し、最も自社に合ったものを選びたいというニーズもあると考えられます。
実際、Zoom以外にもビデオ会議ができるツールは複数あり、それらの中から自社に最適なものを選ぶことで、ビデオ会議およびテレワークの成功につながるといえるでしょう。

ビデオ会議ツールの違い
そこで、ビデオ会議ツールを比較検討する参考材料となるよう、Zoomとその他の主なビデオ会議ツールの違いをご説明します。
1.Zoom
「Zoom」は、いつでもどこでも、さまざまなデバイスでキレイにつながることが特徴のクラウド型ビデオ会議・Web会議サービスです。在宅勤務、テレワークのほか、現場との情報共有、取引先とのミーティングなどが、さまざまなデバイスから高品質かつ簡単な操作で実現できることから、組織の労働生産性が向上します。
パソコンやスマートデバイスなどに専用ソフトウエアをダウンロードして環境を選ばず手軽に利用できるほか、独自のネットワーク品質状況に応じた最適な通信を実現する機能を搭載していることから、安定した品質のビデオ会議が実現できます。
その他、Microsoft Outlook用のWebアドインをインストールすることでMicrosoft 365との会議予約連携が可能であったり、ミーティング内容の録画、一つの会議から小規模会議に分けられる機能、オプションのウェビナー機能があったりするなど、テレワークにおける多様なニーズに対応します。
Zoomは社内外で多様なメンバーが大規模、小規模会議を頻繁に実施したい場合に向いているといえます。
2.Virtual Workplace for Collaboration (VW4C)
「Virtual Workplace for Collaboration (VW4C)」は、 テレビ会議や電話、Skype for Business、Webブラウザ環境と、さまざまなデバイス環境に対応するUCクラウドサービスです。UCとはユニファイドコミュニケーションの略で、さまざまな通信手段を一つに統合するという意味合いです。
テレビ会議機能においては、1会議あたり、同時接続最大25デバイスの接続ができ、大人数での会議も対応可能です。セキュリティについても通信の暗号化、会議室のパスワード設定などが整っています。
VW4Cは、さまざまなデバイス環境から参加し、セキュリティも万全なものにしたい場合に向いています。
3.Cisco Webex
「Cisco Webex」は、Ciscoのクラウドより提供される、包括的なビジネスコラボレーションを実現するツールです。会議や通話、メッセージの送受信を行うことができます。
シンプルでセキュリティに優れており、さらに包括性を持つのが特徴で、個人でも団体でも生産性の向上をはかることができます。
そしてCisco Webexは、密なコミュニケーションを実現します。ビジネスチャットでは、チームメンバー間で暗号化されたファイル共有ができるほか、ホワイトボード機能で新たなアイデアの創出を手助けしてくれます。
またチームメンバーは、自宅、オフィス、外出先など場所を選ばず、手元のデバイスから会議が開催できます。
Cisco Webexは、チームメンバー間でのファイル共有やチャット、ビデオ会議などを密に行いたい場合に向いています。
4.V-CUBE
「V-CUBE」のWeb会議・ライブWebセミナーは、手軽にWeb会議やライブ配信の導入・運用ができるクラウドサービスです。
インターネット環境があれば、場所を選ばず、パソコンやスマートフォン、タブレットはもちろん、既設のビデオ会議端末など、さまざまなデバイスから会議への参加や、ライブWebセミナーの視聴が可能です。
ほかにも、ミーティングやセミナーを行える機能のほか、ドキュメント共有機能やテキストチャットサービスの機能を持つツールがあり、必要に応じて利用することができます。
V-CUBEは、社内外のさまざまなメンバーとWeb会議やセミナーを臨機応変に実施し、ビジネスコラボレーションをはかりたい場合に向いています。

まとめ
ZoomやZoom以外のビデオ会議ツールの特徴をご紹介してきました。それぞれの特徴と共に、ツール選択基準の目安を下記に示します。
社内外で多様なメンバーが大規模、小規模で会議を頻繁に実施したい。→Zoom
多様なデバイス環境からセキュリティを特に意識して会議したい。→VW4C
チームメンバー間でビジネスチャットやビデオ会議を行い、密なコミュニケーションをはかりたい。→Cisco Webex
社内外のさまざまなメンバーとWeb会議やセミナーを実施し、ビジネスコラボレーションをはかりたい。→V-CUBE
いずれのビデオ会議ツールも、当社が取り扱っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
ビデオ/Web会議
https://www.hcnet.co.jp/products/uc/
Zoom ミーティング サービス
https://www.hcnet.co.jp/products/uc/cloud/zoom.html
HCNET UCクラウドサービス
https://www.hcnet.co.jp/products/uc/cloud/vw4c.html
Cisco コラボレーションクラウドサービス
https://www.hcnet.co.jp/products/uc/cloud/cisco.html
V-CUBE Web会議・Webセミナー
https://www.hcnet.co.jp/products/uc/cloud/vcube.html
