Conference@Adapter EX
(カンファレンス アダプター イーエックス)
Microsoft Exchange/Outlook連携 多地点会議予約システム
2021年9月30日販売終了
今日の多地点会議運営の課題
今日の多地点会議運営は、専任のオペレーターによる会議予約、専用の会議予約システム、グループウエアによる会議室予約、参加者へのメールアナウンスなど、会議をセッティングする時からさまざまなシステムを利用する形で運用が大変複雑化しています。
また、社外取引先との打ち合わせでは、いつも決まった接続先番号を通知し、会議パスワード運用は利用者任せなど、セキュリティ面にも大きな課題を持っています。
人・部屋・ビデオ会議の予約調整が難しく大変。会議システムの操作が煩雑で時間通りに会議が始められない。
製品の特徴
Conference@Adapter EXは、Microsoft社のExchange Serverや、Office365のExchange Onlineと連携し、あらかじめ登録された参加者や会議室、多地点会議用の仮想会議室など、Outlookを利用して統合的に予約運用が可能です。(複数のシステムを使って予約する必要がありません)
Conference@Adapter EXは、各デバイスが多地点会議用の会議室に接続してくるために、当該時間にのみ利用可能な仮想会議室番号を都度発行することでセキュアな会議運営を実現します。(利用者により会議パスワードを設定、変更する必要がありません)
01 3つのステップで誰でも容易に利用可能
利用者は、自身のOutlookの予定表から、参加者、会議室(ビデオ会議装置などの設備)、多地点会議を開く仮想会議室を選択して予約するだけで、開催通知が参加者メンバーに流れ、時間になったらそれぞれのデバイスから開催通知のあった場所へ入室するのみで運用可能です。
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※参加者への通知内容は変更可能
02 ビデオ会議端末、Skype for Business端末がワンクリックで参加可能
ビデオ会議端末の接続方法は、アドレス帳の利用、手動入力などさまざまです。システムや接続デバイスが複雑化している中で、利用者の容易な操作方法は運用面における大きな課題であり、この課題克服がシステム導入の成功へと導きます。
メーカー端末シリーズによっては、Microsoft Exchangeサーバーや独自アプリケーションサーバと連携し、予約情報に従ってワンクリックで接続が可能となります。
また、Skype for Business 利用者は、招待メール内容の接続情報をワンクリックするだけで容易に会議参加できるようになり、誰でも容易な操作で多地点会議に参加することが可能となります。Conference@Adapter EXはそれらの機能と連携し、利用者の容易な会議運用を実現します。
03 会議利用実績の把握と効果的な利用促進
Conference@Adapter EXは、多地点会議の予約と多地点会議装置の利用実績、会議時点のネットワーク状況など全てのデータを収集しています。これらをオプションの統計ツールを利用することで、利用実態の把握、効率的な利用促進、計画的な設備拡張、トラブル時のネットワーク状況の確認など行うことが可能です。
製品の仕様
機能名 | 機能説明 |
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Microsoft® Exchange 連携 | Microsoft® Exchange/Exchange Onlineから会議室メールボックスの情報や会議の予約情報を取得する機能 |
Outlook®からの会議開催 | Outlook®で予約した会議情報からMCUを利用してビデオ会議を開催する機能 |
会議案内通知 | 参加者への会議案内通知、リマインダー機能 |
ワンタッチ接続対応 | Poly RealPresence Group シリーズやCisco Webex Room シリーズなどのビデオ会議端末上に会議情報を表示させ、ワ ンタッチ操作により、MCUやクラウドサービス※5上の仮想会議室に接続する機能 |
会議参加端末数の上限設定 | 仮想会議室で接続可能な上限を設定する機能 |
多地点会議装置(MCU)の制御 | Poly RealPresence Collaboration Server、Cisco Meeting Serverに対応。Cisco Meeting Serverは、3台または5台 のクラスタ構成をサポート |
システム冗長※1 | Conference@Adapter EXの冗長化構成に対応 |
会議ID 自動採番 or 固定選択機能 | 会議接続番号を自動で採番か、任意の固定番号かを選択する機能 |
運用管理機能 | 運用に関する設定やConference@Adapter EX を利用して開催したビデオ会議情報の確認など、管理者がConference@ Adapter EX の運用管理を行う機能 |
自動接続機能※2 | Conference@Adapter EX を利用して開催したビデオ会議でMCU からビデオ会議端末に対して自動で接続する機能 |
開催中会議制御機能※3 | ビデオ会議端末の接続/切断、音声ミュート/ミュート解除、レイアウト変更を操作する機能 |
統計機能※4 | Conference@Adapter EX を利用して開催したビデオ会議の開催実績を解析し、統計結果を出力する機能 |
※1 Cluster Option が必要
※2 Auto Connect Option が必要
※3 連携MCUに対して会議制御が可能
※4 Advanced Report Option が必要
※5 ワンタッチ接続可能な連携クラウドサービスについては別途お問い合わせください
機器区分 | 機器名称 | バージョン※6 |
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多地点会議装置(MCU) | Cisco Meeting Server CMS1000 | 2.6.1 |
Poly RealPresence Collaboration Server (RMX® 2000) MPMRx | 8.7.5 | |
グループウエア | Microsoft® Exchange Server | 2013, 2016 |
Microsoft® Exchange Online | - | |
Microsoft® Outlook® | 2010, 2016 | |
ビデオ会議端末 | Cisco Webex DX80 | CE9.9.0 |
Cisco Webex Room Kit | CE9.9.0 | |
Poly RealPresence Group シリーズ | 6.2.1 | |
Poly RealPresence Desktop | 3.10.2 |
※6 対応バージョンは営業担当へご確認ください
機能名 | 機能説明 |
---|---|
動作確認済み仮想環境 | VMware ESXi 6.0U3, 6.5 (冗長構成の場合:VMware ESXi 6.5のみ) |
仮想CPU数 | 仮想CPU を2個割り当て可能なこと |
仮想メモリサイズ | 8GB |
仮想ハードディスク容量 | 300GB |
Adapterシリーズ製品一覧
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Account@Adapter+ V7
ネットワークに接続するユーザーや端末の認証とアクセス制御により、安全なITインフラ環境を構築
- 自社製品
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LOG@Adapter+
認証ログ管理はじめ、不審ログへのアラート通知など多機能を搭載しログ管理を提供
- 自社製品
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QuOLA@Adapter+
マルチOS対応の高速検疫アプライアンス。クライアント常駐プログラムやエージェント事前インストール不要な非常駐型で高速検疫
- 自社製品
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OneID@Adapter
クラウドサービスのアカウント運用に手間を感じていませんか?
- 自社製品
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-
SSO@Adapter
セキュアなシステムへのログオンからログオフまで、業務効率を下げない認証連携
- 自社製品
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本製品の導入事例
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国立大学法人 北海道教育大学 様
使い勝手の良い遠隔講義システム。キャンパス間のコミュニケーションを円滑に
- 遠隔地にあるキャンパス間の円滑なコミュニケーション基盤の整備
- 鮮明な映像と音声を備えた高品位なビデオ会議システム
- 遠隔講義、教職大学院でのディスカッション授業、附属学校との接続でアクティブ・ラーニングにも貢献
- 文教
- ビデオ/Web会議
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国立大学法人 筑波大学 様
(遠隔講義・講義収録配信システム)遠隔講義・講義収録配信システムで、他大学との共同専攻に不可欠な教育インフラを
- 教員に負担をかけない“ゼロエフォート”な仕組みを実現
- 少人数で運用管理が可能な“集中と分散”の環境構築
- シームレスなハイブリッドクラウド環境と既存の設備を最大限に活用した音響環境を実現
- 文教
- サーバー・ストレージ
- ビデオ/Web会議
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福岡歯科大学 様
北海道から九州まで8大学の広域連携。テレビ会議で口腔医学の推進をめざす。
- 臨場感のあるテレビ会議で出張経費や時間を削減
- 口腔医学を8大学で推進できる体制づくりの実現
- 教職員の質的向上(FD・SD)に貢献
- 文教
- ビデオ/Web会議