SD-WANソリューション

SD-WANとは?

SD-WAN = Software Defined WAN
(SD = ソフトウエア定義)

SD-WANは、ソフトウエアで定義されたWAN(広域ネットワーク)のことで、従来の物理的なネットワーク機器で構築したWAN上に仮想WANを構築し、ソフトウエアを用いて管理する技術を指します。

SD-WANでは、オーケストレーターと呼ばれる管理ソフトウエアで各拠点に分散したネットワーク機器を集中的に管理します。SD-WANを導入することで、コストの効率化、可視化、クラウドアプリケーションの有効活用といったメリットがあります。

クラウドを起因とするボトルネック

クラウドアプリケーション導入の問題点

コスト増加(インターネット向け通信の増加)

アプリケーションのパフォーマンスの低下

通信内容の不透明さ

以下のようなクラウドアプリケーションを導入された、
企業ネットワークを管理するお客さまの声

導入したアプリケーション

  • AWS
  • Google Cloud
  • Microsoft 365
  • Microsoft Azure
  • Microsoft Teams
  • zoom

CASE1

Microsoft 365を使い始めてから
ネットワークが逼迫して困っている

解決案

増加するトラフィックのオフロード

解決案

回線コストの抑制

CASE2

音声・画像系のクラウドアプリケーション
のクオリティに問題がある

解決案

複数回線の有効活用

解決案

インターネット回線活用で帯域増加

CASE3

要件に合わせた接続方法で
効率的にIaaSを活用したい

解決案

IaaSへの柔軟な接続方法

Silver Peakで解決します!

※ Amazon Web Servicesは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

複数の要件を満たせるSilver Peak

お客さま課題・要件

  • 保守切れしたルーターの更改
  • SaaSのユーザーEXが悪い
  • 音声・ビデオの遅延
  • WAN高速化機器を撤廃したい
  • WANセキュリティの強化
  • Azure/AWSを効率よく活用したい
  • WANの状況をリアルタイムにみたい

Silver Peakはワンパッケージ

  • L3ルーターの機能を内蔵
  • 特許技術の正確なSaaSブレイクアウト
  • 回線のボンディング、品質補正
  • 重複排除・TCP圧縮
  • ネットワーク分離、SASE連携
  • 拠点⇄仮想ルーター接続

Silver Peakと一般的なSD-WANとの比較

機能 一般的なSD-WAN Silver Peak
ネットワーク L3ルーター機能
アプリケーション SaaS認識・識別
インターネットブレイクアウト
△DPI識別のみ 1万アプリ・3億ドメインを認識
(特許:First Packet IQ技術などで実現)
パフォーマンス 品質に基づいた回線選択
複数回線のボンディング - ◎回線のボンディング
WAN最適化 - ◎回線の修復・補正 (FEC/POC)
WAN高速化 - ◎ ブースト (重複排除/プロトコル高速化)
セキュリティ 拠点FW機能 △ACLのみ ○ ステートフルFW , ゾーンベースFW
◎ クラウドプロキシへのサービスチェイニング>
パートナーシップ 自社ソリューションとの連携が優先 ◎IaaSなど幅広いベンダーとの連携
リアルタイム性 モニタリング機能 レポート機能 ◎ リアルタイム

主要使用事例

使用事例 課題、要件
(1) インターネットブレイクアウト
  • SaaS利用によるボトルネック発生への対策
  • Internet向け通信のオフロード
  • 要件[アプリ識別の精度]
(2) 回線コストダウン
(MPLS系専用線をインターネットに置き換え)
  • 特に国際回線の接続
  • アジア圏の拠点に接続する回線の置き換え
  • 海外で先行して導入したお客さまの日本での展開
  • 要件[Internet VPN/Hybrid WAN, WAN最適化、品質補正機能]
(3) WAN最適化製品リプレイス
  • 他社WAN最適化製品の更新需要
  • 要件[WAN最適化]
(4) IaaSへのアクセス
  • IaaS内VPCへの接続
  • 要件[IaaSで動作する仮想版インスタンス、WAN最適化]
(5) 通信可視化
  • 通信コストの正当性評価のためのエビデンス取得
  • 管理負荷、トラブルシューティング時間の低減
  • 要件[監視ダッシュボード、レポート機能、アプリ可視化、UIの使いやすさ]

Silver Peakにより実現する、効率的なブレイクアウト

複数回線の有効活用(DYNAMIC パス制御)

回線Bonding

  • 複数回線を効率良く同時に利用する
  • Active/Activeで各回線にパケット単位で通信を分散させる
  • アプリケーションごとにさまざまな条件を設定し、無駄なく回線を使う事が可能
High Availability
高可用性
(Microsoft Teams・zoom)
High Quality
高品質
High Throughput
高帯域
High Efficiency
高効率
転送・帯域効率 50% 80%以上 100%
転送効率が高い
パスコンディショニング
(FEC)

エラー訂正パケット
多い

エラー訂正パケット
少ない
×
帯域を無駄にしない
回線切り替わり 0秒
絶対に落とせない
1秒以下
切り替わりのため寸断
回線振り分けポリシー パケットロスの少ない回線に振り分け 転送速度の速い回線に振り分け
適したアプリ ミッションクリティカル
1秒の通信断もNGなアプリ
デフォルト設定
多くのアプリに適している
データ転送/NFS それ以外のすべて

TCP高速化(WAN最適化機能) 遅延に弱いアプリケーションの応答性改善

遅延に弱いアプリケーションの応答性改善

IaaSへの接続

AWS, Azure, Google, Oracle を公式にサポート

  • 各クラウドサービスの標準機能(AWS、Azureは自動化対応)
  • 仮想ルーターでの接続も可能

マーケットプレイスからEC-Vを立ち上げ (SWライセンスは別途必要)

使用事例
重複排除・圧縮機能(ブースト)を使い、DC/拠点ーマルチクラウド間の通信量削減

通信状況をL4レベルでリアルタイムに把握

インターフェースのごと通信量の表示(リアルタイムでの表示も可能)

数あるSD-WANソリューションの中でSilver Peakが選ばれる理由

他SD-WANベンダーとの主な差別化要因、5つの導入メリット

ビジネス主導
(トップダウン、
ビジネス要件にフォーカス)
高品質のユーザーEX
(パス調整、音声/ビデオ
オーバーインターネット)
継続的な適応性
(自己学習、アダプティブ
オーケストレーション)
統合型プラットフォーム
(一元管理設計)
SASE,IaaS連携
(API連携など)
アプリケーションに
フォーカスした要件定義
WAN最適化で実現する高い
ユーザーエクスペリエンス
最新のSaaS情報を継続的に
アップデート
"4in1"でWAN機器を統一 幅広いトップベンダー
との連携
ビジネスポリシー設定による
コスト効率化
安価なインターネット回線
活用によるコスト改善と
拠点立ち上げスピード改善
SaaSアップデートの
対応コストを改善
複数の機材を統一できる
コストメリット
API連携やIaaSとの連携で
運用コスト改善

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