ACERA 330

IoTゲートウェイ対応IEEE802.11ahアクセスポイント

製品の特徴

• IEEE802.11ahに対応、半径1kmの範囲をカバー
• 多様なインターフェースでIoTデバイスを収容
• 3つの動作モードを切り替えて、柔軟な運用が可能

IEEE802.11ahは920MHz帯を利用するIoT向けの規格で、長距離での伝送が可能です。

多様なインターフェースでIoTデバイスを収容

IEEE802.11ah, IEEE802.11n/b/g

Ethernet (PoE)

BLE, USBは個別対応が必要なため、対応デバイス選定後に対応予定

ACERA 330はIEEE802.11ah規格以外にもIEEE802.11n/g/b規格に対応しています。
イーサネットにも対応しており、PoEでも動作ができます。これにより、IEEE802.11ah対応のセンサーやカメラだけでなく、2.4GHz（IEEE802.11n/g/b規格）対応のセンサーやカメラを利用することができます。
また、将来的にはBLEやUSBでの接続も可能となる見込みです。

3つの動作モードを切り替えて、柔軟な運用が可能

ACERA 330は「アクセスポイントモード」、「リピータモード」、「ステーションモード」を搭載しています。

アクセスポイントモード

IEEE802.11ahネットワークの起点となります。配下のリピータやステーションと接続するための設定を行います。

リピータモード

IEEE802.11ahネットワークの中継機となります。上位側のアクセスポイントやリピータと接続するための設定と、下位側のリピータやステーションと接続するための設定を行います。

ステーションモード

IEEE802.11ahネットワークの終端となります。上位側のアクセスポイントやリピータと接続するための設定を行います。

IPカメラやIEEE802.11ah規格に対応したIoT機器と接続し、さまざまな用途で使うことができます。

接続例①

IEEE802.11ah対応カメラやゲートウェイはAP、RPにダイレクトに接続可能

接続例②

EthernetやIEEE802.11n/b/g対応カメラ、センサーは、AP、RP、STAに接続することが可能
※ 10% dutyによりRP・STAの上り回線がボトルネックになるため注意

高い環境性能

防塵・防水性能 IP55

日光や雨に直接さらされる環境では、本体をプラボックスに入れてご使用ください。

動作温度範囲 -20～+60℃

ソーラーパネル・バッテリー(オプション)で動作

ACERA 330はIP55に対応しており、防塵・防水性能に優れています。
IP55とは、JIS-2137で定められた防塵・防水規格で塵埃やノズルによる噴流水によっても機器の動作には影響を受けないということを示しています。
また、屋外利用を想定しているため、動作温度範囲も-20℃から+60℃まで対応と、過酷な環境下においても動作することができます。
また、ソーラーパネル・バッテリー（オプション）も対応しており、電源が取れない場所でもソーラーバッテリーによる稼働が可能になります。

システム構成例

各種接続機器については、事前の動作確認が必要です。

製品仕様

仕様は予告なく変更する場合があります。接続端末台数は理論値であり、接続を保証するものではありません。
記載の通信距離などは、ご使用環境により変化するもので、保証するものではありません。記載の通信距離は、遮へい物のない見通し距離の目安です。