System Answer G3
IT システム情報管理ソフトウエア
System Answer G3とは?
時代と共に進化・複雑化するお客様のインフラ環境をエージェントレス で一元的に監視することができる、システム情報管理ツールです。稼働状況の「見える化」のみならず、分析機能を利用し「障害予防」の実現に貢献します。
System Answer G3『三つの強み』
①一般的な監視システムは、異常の発生を検知し、調査や原因分析を行い、障害の迅速な対応を図る役割です。System Answer G3 では、監視で得た情報を自動分析することで「将来予測」を行い、障害を予防するための機能を実装しています。
②System Answer G3 には、IBCが20年間培った性能分析ノウハウを機能化した「トラブルシューティングアシスタント」が備わっており、 お客様の障害復旧対応をサポートします。また、「ダイナミックブックマーク(相関分析)」をご活用いただくことで、潜在的な障害リスク の把握とその早期対策を実現します。
③運用現場で「本当に役立つ」製品の開発を追及することが我々の誇りであり、プライドです。System Answer G3 の利活用支援はもちろん のこと、お客様のシステム運用課題を解決する付加価値サービスをワンストップで提供しています。お客様に寄り添ったサービスを通し、システム運用業務の「成功」をサポートします。
詳細な情報収集と長期データ保持
運用監視ツールの活用にあたり、分析のためのデータはより詳細である必要があります。 System Answer G3は「1分間隔」で監視・データ取得し、「最大5年間・非圧縮」で保存します。
1分間で情報取得が必要な理由
1分間隔で変化に気づける
5分や10分間隔では検知できない突発的な事象を捉えることが可能です。
将来予測などの高精度な分析の実現
過去の詳細データを基に分析を行うことで、精度の高い分析を行い、 予防保守・予兆検知につなげます。
5年間・非圧縮での保存が必要な理由
長期的な傾向を正確に把握
過去データが平均化されたり、一定期間経過したデータが削除されるツールやサービスでは、長期間の分析への活用は困難です。細かい粒度の情報を長期的に保存しておくことで、長期的な傾向から予測した正確な分析を行うことができます。
提供価値を「検知」から「予防」へ
キャパシティ予知
将来、リソースが最大値 / しきい値を超えるタイミングを検知し、アラート通知
ディスク容量やメモリー使用率などのトレンド(傾向)から、最大値やしきい値を超える時期を予測し、アラートを通知することで、リソース使用状況が限界となる3カ月 ~ 1年先のITシステム障害を回避する対策を講じることができます。
昨対比較
昨年の値から今年の値を予測し、超過する際にアラート通知
昨年の月別の実績値と今年の経過月の昨対平均倍率を算出し、掛け合わせることにより、将来月の予測値を算出します。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などのピーク値が発生しやすいタイミングにご活用いただけます。
障害の早期復旧を実現するサポート機能
ダイナミックブックマーク(相関分析)
アラートが発生したデータソースと相関の高いデータソースを自動でブックマークに紐づけて表示する
従来は気づきにくかった、アラートとは別の箇所に根本原因があった場合の原因特定を素早く行くなえるようになります。
トラブルシューティングアシスタント
トラブルの原因の候補提示から原因の絞り込みまで、System Answer G3 がサポートしてくれる
アイビーシーが長年蓄積してきたトラブルシューティングのノウハウをG3の画面上でいつでも参照することができます。
CX監視オプション 機能概要
System Answer G3 にCX監視オプションを加えることで
通信経路・品質を可視化し、利用者視点でのネットワーク品質を見える化
監視機能
ネットワークパス表示機能
ユーザーが通信の異常(つながらない、遅いなど)を感じた時に、その通信経路と、応答値などの情報を表示します。設定したしきい値よりも遅くなっている箇所は、通信経路のラインが赤く表示されます。
ページロード機能
指定した Web ページのすべてのドキュメントやコンテンツに対してダウンロードを実行し、その速度をチェックします。遅延状況をコンテンツ毎に確認できるため、「特定の画像の容量が大きい」「CDN が特定時間帯で遅い」などの原因の検証・特定が可能となります。また、クライアント環境から実行することでユーザーの体感するレスポンス速度をそのまま数値化可能であるため、早期原因特定、改善、CX 向上につながります。
System Answer G3 でわかること(ネットワーク環境の可視化)
System Answer G3 でわかること(無線環境の可視化)
事象
無線環境で使っているデバイスで情報を送信する際、データベースへ反映されず、再入力をするもデバイス内にも情報が残っておらず、入力し直しとなってしまう。
活用方法
まず、System Answer G3 でタブレットからデータベースまでの通信経路を可視化する。
コアスイッチやDB サーバーへの通信経路や、スイッチ自身の障害はなく、特定の無線APでのみ発生していることが判明したため、この無線APの設定の見直しを実施。
System Answer G3 ラインナップ
オンプレ型 | クラウドサービス型 | ||||
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アプライアンス版 | ソフトウエア版 | on SAMS | |||
RAID Appliance | Virtual Appliance |
規模別ライセンス例
監視ノード数は無制限で監視が可能です。監視対象機器メーカーや取得項目内容によっても変化しますので、詳細は別途お問い合わせください。