ネットワークのトータル・ソリューション

Hcnet エイチ・シー・ネットワークス株式会社

国立大学法人 東京農工大学 様

マルチOS対応の大規模な検疫ネットワーク。
農学と工学を融合する、持続可能なインフラづくりを加速

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文教 ネットワーク セキュリティー

課題

  • USBメモリなどによるコンピュータウィルス感染、不正端末の排除
  • セキュリティに対するユーザへの啓蒙
  • ネットワーク可視化による運用負荷の軽減

ソリューション

  • 大学に最適化した、全学規模の検疫ネットワーク構築
  • エージェントレスのアプライアンス製品QuOLA@Adapter(クオラ アダプタ)
  • 高信頼性を誇るL3スイッチALAXALA

効果

  • ユーザのセキュリティ意識の改革
  • 可視化によるキャンパスネットワークの掌握
  • ALAXALAとの連携による低消費電力の実現

導入製品

東京農工大学の全学に構築された検疫アプライアンスサーバ、QuOLA@Adapter(クオラ アダブタ)。本学のネットワークには、この検疫をパスしなければ接続できない。学生や職員は、PCのウィルス対策やセキュリティに対して意識が高くなったという。

農学部、工学部を網羅する全学規模のクリーン・ネットワーク

東京農工大学
総合情報メディアセンター教授
工学博士 辻澤 隆彦 氏

府中(農学部)、小金井(工学部)の2つのキャンパスを有し、ITを活用して2学部連携を進める東京農工大学。学生総数は約6,000人(大学院、博士課程を含む)。職員数は約700人。

現在のネットワーク環境について、「農学部、工学部と同じ環境ですが、キャンパスが離れていますので、2学部の連携にはネットワークは必須です。各エッジは10G。メールは1カ月で約70万件に及び、そのうちの30%は学内通信です」と、総合情報メディアセンター 教授の辻澤氏は説明する。

さらに学内では、マルチOSのクライアントPCが増え続けている。総合情報メディアセンター 准教授の萩原氏は、「コンピュータウィルス、不正端末の持ち込みを完全に排除するために、ネットワーク更新時に検疫システムの導入を決断しました」と語る。

「通常は検疫・認証ネットワークは研究所単位で導入することが多く、本学のように全学で検疫まで構築するのは大変珍しいことです。」と、総合情報メディアセンター 准教授の辰己氏は言及する。

マルチ0S対応。大学の要望を満たすアプライアンス製品

東京農工大学
総合情報メディアセンター准教授
博士(工学) 萩原 洋一 氏

検疫のためのアプライアンス製品QuOLA@Adapter (クオラ アダプタ)を採用した決め手は何だったのだろうか。

「日立電線ネットワークスについて知ったのは他大学からの情報です。検疫・認証は他メーカと併せて、チェックする内容やサービスメニューなどを比較検討しました。検疫機能に特化していて、コストも見合った。アプライアンス製品で動作が軽いという点も良かった」(萩原氏)

「他社製品は企業向けで、大学に不向きな機能や使わない機能がたくさん付いていました。検疫・認証を確実に実現してくれるものが欲しかったのです。獣医や化学系で使われているMac OS Xに対応する点も良かったですね」(辰己氏)

「学内掲示板は全部Webです。スマートフォンやタブレット対策は導入後に今後の課題としてリクエストしました」(萩原氏)

生協とともに、新入生に対して検疫の必要性を周知

東京農工大学
総合情報メディアセンター准教授
辰己 丈夫 氏

検疫ネットワークの普及促進の背景には、新入生への啓蒙活動があった。その中でも生協の協力が重要な役割を果たしたと言う。

「大学生協では、アンチコンピュータウィルス4年分のライセンスを付けて新入生向けにパソコンを販売しています。本学では新入生が生協で買っている率が高く、約6割になります」(辰己氏)

「ネットワークセキュリティ強化のため、検疫システムを導入している本学のキャンパスネットワークの仕組みを学生にアピールして欲しいとお願いし、生協の講習会にも組み入れてもらいました。講習会に参加した学生には、ネットワークセキュリティの重要性が浸透しました」(辰己氏)

学生、職員のセキュリティ意識が一挙に高まった

1年半運用しているが、最大の導入効果はユーザ意識の改革。

「OSやアンチコンピュータウィルスソフトをアップデートしなければ、ネットワークに接続できないということをユーザに周知できた。いままではさんざん言ってもやってもらえなかったのですが、検疫を導入したことで、PCのコンピュータウィルス対策において学内の社会的な責任を果たせました」(辰己氏)

消費電力の削減、ネットワークの可視化から
“キャンパスの見える化"へ

スイッチは国産のALAXALA(アラクサラ)を採用。QuOLA@Adapterとの連携が良かったと評価する。
「国産製品に対する期待がありました。もうひとつは、低消費電力であること。これだけのネットワーク社会になると、日本全国24時間365日つながっているネットワーク機器のトータルの消費電力を減らしていかなければいけません」(萩原氏)

「いま “キャンパスの見える化"を推進しており、電力制限を超える場合はメールで学内の全員に流します。この夏は25%削減しました。地球環境問題を含めた持続可能な社会について学生の意識を高めることで、本学の理念である“MORE SENSE"につながっていくでしょう」(辻澤氏)

「キャンパスネットワークの接続クライアント数が日々把握できることはもちろん、検疫でのポリシー違反クライアントの可視化も可能となりました。この可視化により、いつどこで何が起きているかが掌握できます。検疫が“見える化"対策として有効に機能しています。“見える化"推進においても、引き続き(日立電線ネットワークスに)ご支援をお願いしたいです」(辻澤氏)

サポート力と技術開発力に高評価。
大学のログを活用した共同開発にも期待。

2011年8月から日立電線ネットワークスがキャンパス情報ネットワークシステム保守を遂行。
「他ベンダーの保守業務からもスムーズに移行されていると思います。まったく不満はありません。日立電線ネットワークスに変わっても以前と同じなので、その意味で満足しています。満足レベルが高いまま移行しています」(辰己氏)

また日立電線ネットワークスの開発力、技術力を評価して、大学側の膨大なデータを活かした共同開発の提案があがっている。
「ログを統計的に解析して積み上げ、UIの改善を含めてユーザの視点で共同開発できればいい」(辰己氏)

アカデミックな要求に応える、持続可能なインテグレーション力の提供が、新しい課題と言える。

ネットワーク構成図

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国立大学法人 東京農工大学 様

人類社会の基幹を支える農学、工学およびその融合領域を含めた教育研究分野を備えた特色ある国立大学として、140年に及ぶ長い歴史と伝統を引き継ぎ、培ってきた東京農工大学。自由な発想に基づく真理の探究を目指す教育と研究を展開し、また、科学技術が地球、社会、人類へ及ぼす影響を常に思慮しうる、教養豊かで指導的な研究者・技術者・高度専門職業人を養成しています。

ネットワークの活用では、SINETによる全国18の大学とのHD品質遠隔講義システムを推進。また府中キャンパスの農場にWebカメラを設置し、画像を府中市の小学校にリアルタイムに配信。教材として提供するなど地域の教育に貢献しています。

名称

国立大学法人 東京農工大学

所在地

本部: 東京都府中市晴見町3-8-1
府中キャンパス: 東京都府中市幸町3-5-8
小金井キャンパス: 東京都小金井市中町2-24-16

学生数
(平成23年5月1日現在)

学部:4,016人(農学部:1,461人、工学部:2,555人)
大学院・専攻:1,937人

URL

http://www.tuat.ac.jp/

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