ネットワークのトータル・ソリューション

Hcnet エイチ・シー・ネットワークス株式会社

日立建機株式会社 様

工場の基幹インフラをワンストップで強化

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企業 ネットワーク

課題

  • 機器障害による工場ネットワークの停止
  • 障害箇所の特定と切り分けに費やす時間と労力
  • 工場内の塵・熱による機器の故障

ソリューション

  • APRESIAスイッチのループ検知機能(Loop Watch)
  • 防塵・熱対策を施し、メンテナンス性も考慮したHUB BOX
  • 製造工程に配慮した構築スケジュール
  • 工場設備に適したケーブリング

効果

  • ループ障害の局所化
  • 機器障害の減少と運用負荷の軽減
  • 工場内ネットワーク機器の長寿命化

導入製品

APRESIAのループ検知機能で障害を局所化
HUB BOXをカスタマイズして、塵・熱から強力にガード

タキシーイエロー(オレンジ色)の油圧ショベル1号機
(形式:UH03)。1965年(昭和40年)、初の国産技術で製造。
(土浦工場敷地内)

ネットワークは、建設機械の製造工場を支えるライフライン

日立建機株式会社
開発本部 開発支援センタ
DE推進部 部長
柏木 伸夫 氏

茨城県つくばに隣接する土浦工場を中心に、一貫した総合システムのもとで生産されている日立建機の建設機械。その工場内LAN、WANを構築し、サポートしているのが、日立電線ネットワークス。土浦工場の開発本部開発支援センタDE推進部、部長の柏木伸夫氏、ITインフラを担う日立建機ビジネスフロンティア* の田島敏明氏、渡邊圭一氏に話をうかがった。

「工場内LANは、生産・出荷検収・製品出荷などを支える基幹インフラとなっており、ネットワークの停止は生産に多大な影響を与えます。中・小型の油圧ショベルなど、日立建機の主力製品の生産を担っている土浦工場のライフラインとも言えるネットワークの構築を2003年から日立電線ネットワークスにお願いしています」
(柏木氏)

*取材時の社名です。日立建機ビジネスフロンティア株式会社は、業務再編により2012年4月1日から日立建機株式会社に吸収合併。

導入から一度も故障していないスイッチ、APRESIA

日立建機株式会社
IT推進本部 業務改革推進部
運用管理グループ
渡邊 圭一 氏

「APRESIAを最初に導入したのは、2006年の霞ヶ浦工場からです」
(渡邊氏)

日立電線ネットワークスは、2003年に土浦工場の配線を担当し、2006年に霞ヶ浦工場のネットワーク全てを機器から配線まで構築した。

「APRESIAに対する感想は、まず壊れないこと。工場内の環境は非常に過酷です。高温や氷点下になる場所にも関わらず、(APRESIAの)故障はほとんどありません。霞ヶ浦工場では、2006年から一度も故障していません。それ以前(の他社製品)は故障が多かったです。また、現場では節電のため、通信機器の電源入切が多いですが影響は出ていません」
(渡邊氏)

障害の局所化を実現した「ループ検知機能」

日立建機株式会社
IT推進本部 業務改革推進部
運用管理グループ 主任
田島 敏明 氏

2003年以前はユーザによるネットワークループが原因で、工場全体のネットワークが停止し、深刻な問題になっていた。

「ループが発生すると工場全体のネットワークが停まっていたのです。発生場所を特定することも困難で、いろいろな部署に聞き回って、調査に時間がかかりました。結果的に障害時間が長くなってしまい、ユーザに迷惑をかけることになります」
(渡邊氏)

この問題を解決したのが、APRESIAのユーザループ検知 (Loop Watch)。「ループ検知機能でネットワーク障害を局所化でき、非常に有効です。どのインターフェースでループしたのかをトラップ送信することで、ユーザ対応が迅速に行え、障害時間を大幅に短縮できるようになりました」
(田島氏)

過酷な環境を克服。防塵・熱対策を施したHUB BOX

カスタマイズしたHUB BOXを導入する前の機器の基盤。
ホコリが基盤上に蓄積している。

建設機械を量産する工場のもうひとつの問題。それは機器を設置する上で、防塵対策、温度管理が難しいこと。以前は熱暴走によるネットワーク機器の停止が年に何回か発生していたと言う。改善要請に基づいて日立電線ネットワークスでは、ラックメーカと連携してHUB BOXをカスタマイズした。

「防塵対策として扉の開閉部分にゴムパッキンを装着。UTPケーブルはパッチパネル経由で接続するので機器を塵から守ることができます。また熱対策としてHUB BOX内に防塵フィルタ付のファンを設け、熱が内部にこもらないようにしました。以来、機器の故障はほとんどなく、メンテナンスも容易に行えるようになりました」

(渡邊氏)

「当初は特注するとコストや時間がかかるのではと懸念しましたが、お願いしてから2週間で図面が作成されました。コストも汎用品に比べて予想ほど高くならず、仕様変更にも柔軟に対応してもらいました。このHUB BOXが成功した理由は、弊社が工場ネットワークの運用ノウハウから得たHUB BOXの理想像を、日立電線ネットワークスとラックメーカが見事に具現化してくれたことによると思います」
(田島氏)

■ 防塵・熱対策、メンテナンス性を強化したHUB BOX

hitachi-kenki08.png

コスト・パフォーマンス、柔軟な対応力を高評価

「日立電線ネットワークスを採用した理由は、APRESIA製品のループ検知機能とコストパフォーマンスの高さ、そして柔軟な対応力が決め手です」
(渡邊氏)

「追加依頼にも日立電線ネットワークスさんは柔軟な対応で大変助かりました。対応に関して100点満点です」
(柏木氏)

「構築が非常に丁寧でした。例えば機器の設置や作業調整もきめ細かく、構築期間は製造工程に支障がないように土日祝日のみで対応してもらいました。工場内は作業クレーンが多いので配線もしづらく、下見も難しい状況でしたが、生産に影響を与えず、スケジュールの中で効率良く構築できたと思います」
(渡邊氏)

作業中に接触する危険を回避し、工場床から離して設置したHUB BOX。
安全性を考慮し, 全HUB BOXの設置場所は、現地調査を繰り返して決定された。

母体が電線メーカのインテグレータ。
安定と安心をワンストップで

日立電線ネットワークスには、日立電線グループのインテグレータならではの強みがあると指摘する。

「材料にも詳しいので話が早い。普通はベンダさんとインテグレータは違うので情報の行き違いがあったりするのですが、それがないので安心です」
(田島氏)

「窓口が一本化されているので、問い合わせから構築・配線までワンストップで聞けるのがいいです」
(渡邊氏)

「工場のネットワークに大切なこと。それは、いまも、これからも、安定したインフラと安心できるサポートだと思います。工場のインフラを管理する私たちにとって、信頼のできるインテグレータを選択することは重大な責任です」
(柏木氏)

日立建機株式会社 様

欧米、アジア、オセアニアなどで事業拡大。世界第3位の規模を誇る日立建機
主力の油圧ショベルをはじめとして、超大型ショベル、ミニショベル、ダンプトラック、ホイールローダなどの製品群で、先進国はもとより建設機械の需要が拡大している新興国市場に向けて、グローバル戦略を展開している日立建機。独創的な技術を基盤に現場と経営のニーズに応える製品開発を強化しています。

新世代ハイブリッド油圧ショベル、リチウムイオン電池搭載のバッテリミニショベルも市場投入し、低炭素社会実現に寄与する付加価値の高い製品開発を推進。また近年では、建機ベースの地雷処理機を開発して独自の国際貢献も続けています。

開発・製造の拠点として、技術開発センタを擁する土浦工場、霞ヶ浦工場、常陸那珂工場、常陸那珂臨港工場、龍ケ崎工場の5工場があります。

(写真)
【土浦工場の受付】
世界地図には日立建機のグローバル拠点が示されている。

商号

日立建機株式会社

所在地(土浦工場)

茨城県土浦市神立町650

設立

1970年10月1日

従業員数

連結21,814名、単独4,901名(2012年3月31日現在)

URL

http://www.hitachi-kenki.co.jp/

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