製品FAQ

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製品概要について

QQuOLA@Adapter+の特徴を教えてください
AWindows、Mac OS、Linux、Android、iOS/iPadOSに対応した検疫専用アプライアンスです。
以下の2つの方法で検疫を行うことができます。

ネットワークに接続するごとに端末で検疫プログラムを実行して健全性チェックを実施、その後認証スイッチやアクセスポイントなどネットワーク認証装置でWeb認証を行い、健全性チェックと認証の二段階で検疫NG端末のネットワークへの接続を防止します。
Windows端末に常駐プログラムをインストールし、検疫を行うネットワークセグメントに接続したことを検知して自動的に健全性チェックを実施、健全性チェックがNGとなった場合にはあらかじめ設定した決められたIPアドレスやポート番号のみに通信先を限定して検疫NG端末のネットワークへの接続を防止します。
Q製品のラインアップにはどのようなものがありますか
A100、500、1000、2000、3000、4000、5000、10000、20000ライセンスがあります。ライセンス数は1日当たりの検疫実施端末数です。
製品の提供形態は、アプライアンス版(ハードウェア)と仮想アプライアンス版(VMware ESXi対応版、Nutanix AHV対応版)の二種類となります。
アプライアンス版のハードウェアは、ライセンス数によらず同一ハードウェアとなるため、ライセンスキーを入れ替えるのみで、小規模から大規模まで対応可能です。
なお、アプライアンス版は冗長構成を組むことができますが、仮想アプライアンス版はシングル構成のみとなります(VMwareのHA機能で代替いただく想定)。
Qハードウェア保守サービスはありますか
Aはい。先出しセンドバック、平日9-17時オンサイト、24時間365日オンサイトがあります。
Qライセンスを増やす場合は、買い直しになりますか
Aいいえ、上位ライセンスをご購入後に発行されるライセンスキーをQuOLA@Adapter+の管理画面で上書き登録するだけで、ライセンス数アップが可能です。
また、アプライアンス版をご利用の場合にライセンスアップに伴うハードウェアの買い直しも不要です。
Qオプションライセンスにはどのようなものがありますか
A以下のオプションがあります。
・セキュリティ情報配信サービス
上記ライセンスをご購入いただくと、Windows(日本語版・英語版)ならびにMacOSの新たなセキュリティパッチが配信された場合、弊社が公開しているパッチ情報リストを受信することが可能となります(OSのセキュリティパッチを検疫する場合はご購入ください)。
※パッチファイル自体は各社から配信されたデータを適用いただく必要があります。
Qライセンス数を超過した端末数が検疫を実行するとどうなりますか
Aサービスが停止することはありませんが、管理画面に警告メッセージが表示されますので、ご購入元にライセンス追加についてご相談ください。
Qライセンスの有効期限が切れてしまうとどうなりますか
A管理画面のログイン画面に警告が表示されますので、ご購入元にライセンス更新の連絡をしてください。
なお即時使用停止となることはありませんが、一定日数経過後に情報配信データを受信できなくなります。
QQuOLA@Adapter+で検疫可能な対象OSを教えてください
AQuOLA@Adapter+の検疫対象となるOSは以下の通りです。
 ・Windows 10/11 (21H1~)
 ・macOS (10.12~)
 ・Linux(CentOS 7/Ubuntu)
 ・Android (8~)
 ・iOS/iPadOS (14~)
詳細のバージョンについては、お問い合わせください。
Q連係している認証機器を教えてください
AWeb認証に対応した認証スイッチおよび無線コントローラと連係可能です。
標準でApresia/Apresia NP、AlaxalA、Aruba無線コントローラーとの連係が可能です。
Q必ず認証機器との連係が必要になりますか
A常駐プログラムを使用する場合、ならびに検疫結果に応じてネットワーク接続を制限する場合は連係が必要となります。
各端末で検疫チェックのみを行い、ネットワークへの接続制限は行わない使い方であれば連係は不要です。

管理について

Q管理画面へのアクセス方法を教えてください
Aブラウザアクセス(WebUI)にてご利用いただけます。
Q管理画面はHTTPSに対応していますか
Aはい、HTTPSとなります。
Qバージョンアップの方法を教えてください
A同メジャーバージョン内であれば、バージョンアップパッチをWebUIより適用することで数分でバージョンアップが完了します。
バージョンアップパッチおよびバージョンアップ手順書は、弊社サポートサイトにて公開しておりますので、ダウンロードしてご利用ください。
※ライセンス(ソフトウェアサポート)を契約いただいているお客さまに、サポートサイトのアカウントを提供しております。
Q設定のバックアップ/リストア方法を教えてください
Aアプライアンス版の場合、QuOLA@Adapter+本体に標準添付しているUSBメモリに毎日設定情報のバックアップファイルが作成されます。
また手動でバックアップを取得することも可能です。
冗長構成の場合は二種類のバックアップファイル(設定情報、冗長設定情報)が作成されます。
仮想アプライアンス(VA)版の場合、QuOLA@Adapter+内部に同様に毎日バックアップファイルが作成されます。
なお仮想マシンが破損した場合、バックアップファイルを取り出すことが不可能となるため、外部のファイルサーバーへバックアップファイルを転送することを推奨します。
また、管理端末等にバックアップファイルをダウンロードすることも可能です。
リストアは作成されたバックアップファイルをそのままリストアするか、ダウンロードしたファイルをWebUIよりアップロード後にリストアします。
Q検疫ログについて教えてください
A検疫を行った端末単位で検疫結果のログが記録されます。
記録されるログ情報は、検疫項目ごとの検疫結果、OSへログインしているユーザーID、OS名、IPアドレス、MACアドレス、コンピュータ名となります。
外部Syslogサーバーへの出力も可能となっており、LOG@Adapter+にて管理いただくとレポート化などより詳細な管理が可能です。

冗長構成について

Q冗長構成に対応していますか
Aはい、アクティブ/スタンバイ型の冗長構成となります。
冗長構成の場合、アクティブ側が検疫サービスを提供します。
プライマリ/セカンダリ間を同期用インターフェースで物理的に相互接続し、設定同期、障害監視を行います。
Q冗長構成時、仮想IPアドレスを持ちますか
Aはい、検疫サービスは仮想IPアドレスで提供を行っており、アクティブ側が仮想IPアドレスを保持します。
Q冗長構成時、アクティブ側が障害となった場合の動きを教えてください
Aアクティブ側が障害となった場合、スタンバイ側が自動的にアクティブとなり、検疫サービスを継続提供します。

検疫動作について

Qクライアント操作の流れについて教えてください
A非常駐型検疫の場合、検疫が必要となった場合は検疫プログラムを実行いただく必要があります。
導入環境にも依りますが、複数の実行方法があります。
 ・デスクトップ画面に保存した検疫プログラムを実行する
 ・検疫プログラムダウンロードページよりプログラムをダウンロード・実行する
 ・Active Directoryのログオンスクリプトで自動実行させる
 ・クライアントPCの起動時にスタートアップで自動実行させる
常駐型検疫の場合、常駐プログラムをインストールした端末を検疫を行うネットワークに接続すると、検疫プログラムが自動実行されます。
Q検疫NGとなった端末はどうなりますか
A非常駐型検疫の場合、検疫に失敗した端末は遮断ポイントとなるRADIUSクライアントより先には通信ができません。
常駐型検疫の場合、QuOLA@Adapter+上であらかじめ設定した検疫NG時の許可アクセス先以外には通信ができません。
なお、検疫プログラムの実行画面には検疫NGとなった内容が表示されます。
さらにNGガイドで対策方法の詳細を案内できます。NGガイドの内容は自由にカスタマイズでき、治癒サイトのURLリンクを貼ることもできます。
Qセキュリティパッチの適用や、ウィルス対策ソフトのパターン番号のアップデートはどのように行いますか
A既存のアップデートサーバーをそのままご利用ください。
NGガイドにてアップデートサーバーのURLリンクを貼ることで、アップデートを誘導することが可能です。
Qグループごとに検疫ポリシーをわけることができますか
Aネットワークアドレスに対し、検疫ポリシーを割り当てることができます。セグメントごとに異なる検疫チェック項目で運用することが可能です。
QOSのセキュリティパッチ情報の管理はどのように行いますか
AWindows および macOSのセキュリティパッチ検疫を行う場合、セキュリティ情報配信サービスの契約が必須となります。
サービス契約されたお客様は、弊社が提供するセキュリティパッチの最新リストをお客様のQuOLA@Adapter+が定期的に受信し、アップデートします。
配信されたリストの中より、どのパッチを検疫するかはカスタマイズが可能です。
なお、パッチの配信日から一定期間パッチを適用していなくても検疫NGとならないよう、猶予期間を設けることも可能です。
Qウィルス対策ソフトのパターン番号の管理はどのように行いますか
A弊社が提供するパターン番号の最新リストをお客様のQuOLA@Adapter+が定期的に受信し、アップデートします。
なお、検疫OKとするパターンファイルの世代を指定することにより、アップデートされていない端末を排除することも可能です。
Qシミュレーションモードとは何ですか
A検疫がNGとなる項目があっても検疫プログラム上に警告のみを表示し、認証成功後には通信を許可するモードです。
検疫項目ごと、もしくはアドレスグループごとに、通常(遮断)モードかシミュレーションモードの選択が可能です。
QQuOLA@Adapter+に対応していないOSはどうなりますか
Aその他OSとして、検疫は除外し、認証のみ実行することが可能です。その場合もアクセスログ(アクセス時間、IPアドレス、OS情報)は残ります。
Q固定VLAN、ダイナミックVLAN、どちらの動作となりますか
Aどちらの動作も可能です。(連係する認証機器の設定に依ります)
Qクライアント画面のカスタマイズは可能ですか
Aはい、検疫プログラム上に表示されるアプリケーション名の文字列の変更が可能です。
QQuOLA@Adapter+を実行すると、クライアントにどのようなソフトウェアがインストールされているかわかりますか
Aはい、検疫プログラムを実行すると各端末内にインベントリファイルが作成されます。
こちらを参照することで、インストールされているソフトウェアが分かります。

QuOLA@Adapter+製品情報

QuOLA@Adapter+

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