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報道関係各位

LOG@Adapter Version 5.02をリリース ~ 新ソリューション「不正通信端末遮断ソリューション」を展開 ~

  • ニュースリリース

 このたび、日立電線ネットワークス株式会社は、自社で開発・販売をしているログ管理サーバーの新バージョン「LOG@Adapter(ログアダプター)Version 5.02」を6月8日にリリースします。IPSなどのセキュリティゲートウェイと連携して、不正な通信やふるまいを行っている端末をネットワークのエンドポイントから切り離すしくみを新たに実装*。「不正通信端末遮断ソリューション」を展開していきます。

*オプションとなります

背景

 マイナンバー対応など、 情報漏えい対策や端末セキュリティ向上の必要性が高まる一方で、標的型攻撃などによるマルウェア感染のインシデントが後を絶ちません。感染した端末による不正通信を検知するしくみは近年多くの製品として登場していますが、 これらの製品は、ゲートウェイ型としてインターネットの出口付近に配置するものが主流となっております。ゲートウェイ型では、外部の不正な宛先への通信を制御することはできますが、内部ネットワークでの感染を防ぐことができません。このため、更なるセキュリティ向上には内部で不正な通信をしている端末を特定して、その通信を遮断する機能を実装することが必要となっています。

 そこで、ネットワークのエンドポイントである有線スイッチや無線LANアクセスポイントと連携して不正な通信をしている端末を遮断するしくみを新たに実装したLOG@Adapter Version.5.02をリリースします。

機能解説

 LOG@Adapterは、IPSなどの不正通信を検知する製品から不正通信端末のIPアドレスを含むログ情報(syslog)を受信します。受信した不正通信端末のログ情報と自身の持つ端末情報テーブルを比較し、不正通信端末が接続されているネットワーク機器(有線スイッチや無線LANコントローラー/アクセスポイントなど)を検索し、不正通信端末をネットワーク機器から切り離すコマンドを発行します。

 一般的に利用されているsyslogと連携するしくみを有すことにより、不正な通信をsyslogで通知できる製品と連携することができます。LOG@Adapterは、任意のコマンドを発行することができるため、連携する有線スイッチや無線LANコントローラー/アクセスポイントの機種は問いません。認証ネットワークからのログアウト、ポート単位のシャットダウン、アクセスリストの変更およびVLANの変更など、さまざまな方法での通信制御が可能です。文教、自治体および企業など、業種を問わず広くエンタープライズ市場に提供できるソリューションとなっています。

log_syadan.gif

《 図1 LOG@Adapterの動作フロー 》

 

LOG@Adapter 特徴

  • 各種機器のsyslog、SNMP Trap情報を一元管理可能
  • 不審なログに対するアラートメールやトラップを管理者に通知可能
  • APRESIA、ALAXALA、Aruba、QuOLA@Adapterとの連携機能により、認証状況を容易に把握可能

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